現代日本における食の欧米化 11
ダーウィンの伝記作者であるジョナサン・ハワードはこう書いている。
「後期ビクトリア朝社会において、社会進歩の独特な形である"社会ダーウィニズム"は、ハーバート・スペンサーのスローガンである"適者生存"のもとに作り上げられた。進化の法則は、進歩のための必要条件として、最強の者の勝利を意味するものとして説明された。資本家の労働搾取のいきすぎは社会的行動のきまりとして正当化された。資本家はT・H・バクスレーにより"理由のある野蛮人"と命名された。」
多くのビクトリア朝時代の人々にとって、"進歩"は、支配階級のため、"宗教"と置き換わり、正当化・合理化された。
もはや、神が人を自然界の頂点に置いたなどと信じる必要はなかった。