社会一般のための一般科学 3
中学校で理科を教えるために教育されている学生ですら、科学の諸分野をそれぞれ別の科目として学ばなければならなかったのです。
一般学位における科目の広がりは、教育手段としてはきわめて高い価値を持っています。
しかしそれも、自然あるいは人聞に関する出来事に関して、広い統一された視野を与えるように統合されていて初めて、価値があります。
この種の課程のほとんどにおいて、個々の科目を「豊か」にし、「統合する」ために一般科学の要素が含まれていなければならない、と考えられています。
科学教育の体系において、この点にこそSTS教育がしっかりと確立され、制度化されるべき一つの場所です。
この統合の役割に対して、STS教育がどれほど適しているかについては、多言を要しないでしょう。
STS教育の精神の本質は分野を越えることです。
社会のかかえる諸間題からのアプローチは、食糧資源あるいは環境汚染といった現実の問題を取り扱うためには、化学、遺伝学、生化学といった個別の科目をどのように結合しなければならないかを示した。